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読解力が必要
入門という言葉は適切ではありませんでした。実践内容として興味深い内容を扱っていて、ドライバ関係の資料も少ないことから貴重な本のはずなのですが、読んでいると以下の点で苦痛を感じました。１：ソースのインデントぐらい綺麗に整形して欲しい。仮にも購入する書籍なのだから、そのぐらい注意を払ってほしい。ぐちゃぐちゃで対応を見るのが嫌になります。２：なぜそうするのかについての解説が皆無。考えろって事なんだろうけど、じゃあ入門って一体．．．
フィルタドライバの実例集
タイトルは「入門と実践」とありますが、実際は実例集と捕らえた方が良さそうです。最初の方は基本的なドライバの解説になるのですが正直これを読んだだけで、ドライバを理解するのはかなり難しいと思います。但しドライバ開発に必要な情報はかなり載っていますので、それらは参考になります。（個人的にはOney氏の本に入っているドライバ開発ツールの解説まであるのにはビックリでした）

　中盤移行で実際のフィルタドライバの例があり、これらの例はとても参考になります。個人的にはこちらを中心にして、個々の実例を詳しく解説した形にした方が良かったのではないかと思います。

　デバイスドライバの基本的な事柄を理解している人がフィルタドライバを開発する際には非常に重宝すると思います。始めてデバイスドライバを開発する場合は他の入門書と合わせて読むと理解が深まるのではないでしょうか。