カスタマー平均評価: 4
かんプロ終わったら レベル的には、大村あつし氏のかんプロ3作を読み終えてから、さあ次なにを読もうかという方が読むとよいと思います。この3作の内容を理解してないレベルで読んでも意味がないと思います。
私はVBAしか知りませんでしたので、「クラス」がなかなか理解できませんでしたが、先日JAVAの入門書を読んで理解できました。クラスの概念の理解はJavaを少しかじったほうが、理解が早いと思います。
何はともあれお勧めの1冊。
これはテキストなのです 本書は、著者が初期の頃の執筆なのか、書き溜めた原稿をそのまま吐き出したようで、全体的な構成はあまり関心はしません。しかし、単に、Excel VBAという範囲の限定になると、中級以上で手に入る詳しい解説のある学習テキストは、これぐらいしかないと思います。 本書の表紙の「超便利なTIPS」ということを考えるなら、それはやめておいたほうがよいのです。これはテクニック集ではありません。あくまで、これはテキストとして読むべきで、初心者向けではないし、Office 開発プロ用のテキストでもありません。また、本書を完全に把握しても、それでOffice の開発者としての要件を満たすわけでもありません。Excel VBAをプログラミング言語と位置付け、もう少し深めようとする目的にこそ、この書籍は役に立つはずなのです。 全体としては、オススメ かなり難解で、私も全てを理解できませんでしたが、 この本にあるサンプルを繰り返し動かしていれば、 相当力がつくと思います。 ただ・・・ 私はこの本を読んだ後、VB.NETを始めましたが、 この本ですすめている「オブジェクト指向」は VB.NETで勉強したほうがはるかにわかりやすく理解できました。 オブジェクト指向を理解したかったら VB.NETで勉強した方がはるかに効率がよいでしょう。 VB.NETを勉強することで、 ExcelVBAのクラスモジュールも理解しやすいと思いますが、 その逆は効果は少ないでしょう。 個人的にはVB.NETの方がはるかに使いやすく、 ExcelVBAには戻れません とはいえ、良書にはまちがいありません。 特に列挙型のビット演算を解説している書籍は他には知りません。 オブジェクト指向以外の部分は、とてもオススメです。 よくわからない 書いてあることは事実のようです。実際、コピペすると動きますし。ただ、解説が何を言いたいのか皆目検討がつきません。だから、ありがたみがわかりません。私の理解力不足ではなく、筆者の説明力不足とジャッジし星1つと評価しました(私の友人も軒並み「何を言いたいのかわからない」と言っていますし。)。正直、重箱の隅をつつきすぎですね。「そこが知りたい」のタイトルにつられて買うと公開すると思います。「別に知らなくても困らない」情報のオンパレードでした。 VBAプログラマだけでなく、VBプログラマも必見です ExcelVBAでのプログラミングを始めて2年ほどになり、最近ではVBやVB.NETなどでの開発も行うようになり、それなりに自信がありました。 でもこの本を読んで自分がどれだけいい加減に理解して、杜撰なプログラミングをしていたのかを思い知らされました。 これまでにもExcelVBAの本をそれなりにたくさん読んだのですが、すごく曖昧に理解していたようです。 この本では「こんな風に理解していませんか?それは違いますよ。本当は○○なんです」といった感じの解説がいくつかありますけど、思いっきり図星のオンパレードで本当にびっくりです。 それに、ヘルプのどこどこは間違っているといったことをバシバシ書いてあるので、とても助かります。 内容的には初心者向けではありませんけど、冒頭で「この本は初心者向けでないから、初心者は他の本を読んでからにしてください」と書いてある潔さもすごいと思います。 クラスモジュールや列挙型、Propertyプロシージャ、イベントの作り方など、他の書籍にはない内容も充実しています。 この本を読むまでの僕は井の中の蛙だったようです。読んでからすごくやる気が出ました。僕が知っていたのはExcelVBAのほんの入り口だったことがわかったと同時に、ExcelVBAにはすごい可能性があることがわかりました。 まだ、全部を理解できたわけではないのですけど、頑張って理解しようと思います。そうすればすごいことができそうです。 とっても刺激的な本ですので文句なしの星5つ、絶対オススメです。
|